2005年07月23日

最強のクレジットカードポイントは?

最強のクレジットカードポイントはどれだろう?

たぶん答はその人がどういうポイントを集めているかによって違うだろう。

まずは航空マイル。筆者も以前は航空マイル派だった。

どの会社のマイルを集めているかによって、選択できるクレジットカードは変わってくる。ほとんどの場合マイレージ移行プログラムは有料だったり、高率でマイレージが貯まるプログラムは別途参加料がかかったりするので、この点注意が必要である。

もしANAもJALも、はたまた他のエアラインのマイルもすべて無駄にせず貯めたいという人には、オールマイティでポイントが様々なエアラインのマイルに交換できるアメックスとダイナースだろう。JCBも日本で唯一の国際ブランドということで、ポイントが追加手数料なくJALにもANAにも交換できる。

どの会社のクレジットカードが有利かは、ときどきDIMEなどの雑誌が特集で取り上げているので、最新の情報を詳しく研究するのは特集記事が出たときに見て頂きたいが、結論だけ言うとANAなら三井住友ビザカードのANAカード、JALならJALカードだろう。

ショッピングプログラムに追加費用が必要だが、1,000円利用で1ポイント=10マイル、最大20マイルがつくというのはレートとしては最高である。

他のエアラインたとえばUAもNorthWestも同様に1ポイント=10マイルのプログラムがある。

ショッピングマイルプログラムの追加費用も三井住友ビザカードであれば、マイルに転換する時だけ費用が掛かるので、毎年費用が掛かるJALカードのショッピングマイルプログラムより有利だと、先日のDIMEは結論づけていた。

エアラインのマイルも貯めているが、ポイントは金券とか景品に交換する方が多いという人は三井住友ビザカードあるいはビザジャパングループだろう。

三井住友ビザカードは、ポイントを使っても累計のポイント獲得高がカウントされ、3年後あるいは5年後にボーナスポイントが付くというサンクスポイントバックというのをやっているので、楽しみがある。

またGポイントが三井住友カードのワールドプレゼントポイントに目減りなしで、交換できるので、ワンクラス上の景品をゲットしたいという時には、手持ちのポイントをGポイント経由ワールドプレゼントポイントに交換すればよい。(ボーナスポイント扱いとなり、ANAマイルには交換はできない)

カミーロ金融口座

これが筆者のMoneyMapの金融口座一覧だが、クレジットカードは三井住友ビザカード、DCカード、JCBカード、セゾンカード、VIEWカード、ジャックスカードなどいろいろ持っている。

筆者の場合リアルタイムで交換できるGポイントかギフト券にポイント交換するパターンが多いので、メインカードにしているのは三井住友ビザカードである。

ひいきめに見ている傾向もあるかもしれないが、2年ほど前のポイント倍増キャンペーンといい、このサンクスポイントバックキャンペーンといい、他社との差別化が一番感じられる。

クレジットカードというと、大きくは銀行系と消費生活評論家の岩田先生が言っておられる三通(流通、通信、交通)があり、たとえばキャッシュバックや月に何回かポイントアップの日があるスーパーなどの流通系カードが一番という人もいるだろう。

カードの年会費も流通系であれば無料のところが多く、主婦でもご主人の銀行口座からの引き落としで家族カードではなく自分のクレジットカードが持てるというのもメリットである。

通信の携帯電話会社のクレジットカードとか、交通のVIEW SUICAカード、トヨタのTS3(ティーエスキュービック)カードもそれぞれメリットがある。

結論としては最初に戻ってしまうが、どのポイントを集めるかによるということになる。

米国ではクレジットカードのポイントはエアラインまたはホテルのマイルか、キャッシュバックの2種類しかないと言っていいほどなので、日本の消費者は選択肢が多い分、ぜいたくな悩みと言えるのだろう。

いずれにせよポイントが分散して結局使えなければなんにもならない。

かならず景品あるいはマイルがゲットできるように集中してカードを使うことがまずは基本だろう。


この記事へのトラックバックURL